イベントモデレーター募集のお知らせ と プロデューサーからの手紙- 2010年8月 が更新されました。
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イベントモデレーター募集のお知らせ 2010年8月14日
米国エレクトロニック・アーツ社では、日本シャードで活躍するイベントモデレーター(EM)を募集しています。
EMはボランティアではなく、指定された時間帯にイベントを実施する有給のスタッフです。
イベントモデレーターの募集要項については下記をご覧ください。
イベントモデレーター募集要項
⇒ http://ultimaonline.jp/dist/recruit/em/index.html
ご注意:EMは米国エレクトロニック・アーツ社(以下米国EA)との直接契約となり、日本のエレクトロニック・アーツ株式会社は採用及び契約に一切関与いたしません。
イベントモデレーター募集要項
重要:最初に必ずお読みください。イベントモデレーター(以下EM)はボランティアではなく、指定された時間帯にイベントを実施する有給のスタッフです。EMは米国エレクトロニック・アーツ社(以下米国EA)との直接契約となり、日本のエレクトロニック・アーツ株式会社(以下弊社)は採用及び契約に一切関与いたしません。
なお、ご参考までに弊社から「必要と思われる条件」を以下にご紹介いたします。EMへの応募をご検討の場合はぜひご一読ください。
■ 英語の契約書を正しく理解し、各種手続きを行えること
契約書は英語で作成されています。契約の内容はご自身にも関わる大変重要なものですので、内容を正しく理解し、米国との手続きをご自身で行っていただく必要があります。
■ 第三者の力を借りずに英語の読み書きができること
辞書の利用はかまいませんが、第三者に翻訳や通訳を依頼せずに英文の読み書きをできる必要があります。EMは第三者に明かしてはならない守秘義務のある情報に接する可能性があります。従って翻訳や通訳のために各情報を第三者に渡すこともできないのです。
■ 英語でのリアルタイムチャットができること
EMとしての訓練や活動中に米国EAのスタッフとリアルタイムでのチャットを行う場合があります。リアルタイムのチャットで正しく意思の疎通を図れる程度の英会話力が必要です。
■ イベントのプランを作成できること
ほとんどの場合、EMは与えられたシナリオを演じるのではなく、自分でイベント案をたてて実行します。また、イベントプランは事前に英語で作成して提出する必要があります。
■ 18歳以上であること
在宅での活動ではありますが、活動時間帯は夜間や深夜になることもありえます。18歳未満の方の応募はご遠慮ください。また18歳以上であっても、未成年の方の場合は保護者の承諾が必要となります。
■ ボランティアではありません
EMは米国EAと契約を結び、活動の報酬を受取るスタッフです。従って、副業が禁止されているお仕事についていらっしゃる場合はご応募いただけません。また、ボランティアよりも多くの義務(活動時間等)を負います。
※日本シャードにてボランティアでイベントの発案/実行を行いたい場合はシーアプログラムをご検討ください。シーアプログラムは英語力は必要ありません。
契約条件などの詳細につきましては、応募後に直接米国担当者にご相談ください。
応募方法電子メールでお送りいただきます。
■ 件名
「EM Application from Japan」とご記入ください。
■本文
以下の設問及び回答を全て英語でご記入ください。
- Name:
- Age:
- Shard/shards you play on:
- Account names (no passwords please):
- Do you speak English:
- Do you speak Japanese:
- How long have you played UO:
- Have you ever been a volunteer or worked with EA before?
- What type of character do you like to play?
- If you could change anything about UO what would it be?
- Where do you buy bananas? (sorry couldn’t resist)
- Write a short event that you would like to run on a shard, include the type of decoration and reward you would like to give.
■ 宛先
barmstrongATea.com (大文字のATの部分を@に置き換えてください)までお送りください。
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プロデューサーからの手紙 - 2010年8月
Just(ジャスト)というのはシンプルな単語だ。法の範囲内ピッタリだから「公平な」とか「正しい」という意味を持つ。また、副詞としても使える。「I just love cake」なら「ケーキが好き」の範囲内にピッタリ自分が入っているから「私はケーキがとても(just)好き」だ。また、ある範囲内にピッタリ限定した雰囲気をだす「ちょっと」とか「ただ」を示すこともある。「開発チームはちょっと(just)○○だけでもしてくれよ」(○○の部分には何か好きな行動を入れて読んでくれ)といった風に。
この単語は様々なトラブル状況においてもよく使われるぞ。例えば「イヤだなぁ、お巡りさん。俺はただ(just)ラジオの選局をしていただけっすよ。」とか、俺が何度も聞かされた「えっ、あの人はただの(just)友達だってば。」という言葉とか。
いつも俺たちは掲示板を巡回するんだが、俺たちが既にやったこと、あるいはまだやっていない事に関する文面でもこの"just"って単語をよく目にする。「開発チームはちょっと(just)○○だけでも……」って具合にな。
さて、俺たちはちょうど(just)パブリッシュ67を終えたところだ。ちょうど(just)最新バージョンのアリーナを内部テストしているところで、今月末の夏のタウンホールに参加してくれるファンたちのリストをちょうど(just)見たところだ。
そして、おれはとても(just)ワクワクしている。
これら全ては君たちにとって何を意味するだろうか?
答えは、俺たちは今までと同じようにただ(just)UOの将来だけに集中しているってことだ。
先日メディアに情報を発表したが、これは非常に多くの人々に向けたものだ–UOを以前にプレイしていた人、ウルティマシリーズを知っている人、あるいは単にRPGのプレイヤーに向けて。どうしてかって? UOの名前を聞いたことしかない数多くの人々に、この長く続いているMMOのことを知ってもらい、経験してもらいたいからなんだ。
アリーナを実装しようとしている理由の一つは、楽しみの幅を広げることにある。
アリーナは現在テスト中だ。幾つかの機能はとんでもなくバグだらけだったが、テストセンターに送りだす前にあらゆるバグを見つけ出したり機能を盛り込もうと誠実に努めている。外部向けテストセンター上では少なくとも2カ月はテストできるようにするつもりだ。そんなにも長くテストする理由は、このシステムを導入するときにちゃんと機能するだけじゃなくて、とても楽しめるものにしたいからなんだ。あらゆる機能に問題がなく、そしてこれが非常に大事なことだが、楽しいものになっていることを何度もテストを繰り返して確信してから一般シャードに導入したいんだ。
当初は1対1の決闘用のアリーナを計画していたんだが、その後チーム戦を加えた。これは遅れているので、合意ある戦闘にお友達を連れてくる余裕はまだあるぞ。俺たちにとってのアリーナの目的は、現在のプレイヤーやあるいはUO初心者に対人戦のスリルを見たり体験する機会を与えることだ。もう一つの目的として、対人戦闘を「この通りにすれば勝てる」ではなく能力に依存するものにしたいということがある。このシステムが発展するにつれ、プレイヤーの反応を評価し、適切な変更を加えていくだろう。
これは対人戦闘の選択肢であり、システムで制御される本質的な決闘だ。決闘に興味がないなら、する必要はない。だが、決闘をしない人でもトランメルとフェルッカの両方にある2つのアリーナで最高の(時には平凡な)戦いを観戦し、声援を送ったりして楽しむことができるぞ。
これはウルティマ オンラインの将来を取り巻く大きな全体像の一部だ。 テストとプレイの過程において、このゲームの他の要素も探りたいと思っている。
そのうちの2つはプレイヤーが感情的になりやすい話題、つまりクラシックシャードとサードパーティプログラム検知/スピードハックだ。
最近、UOは安全第一なのかと尋ねられた。 これはいい質問だと俺は思う。
クラシックシャードはリスクの高い試みだ。クラシックシャードとは何か? ファセットは一つだけ……他には? 過去に行われたゲームコンテンツのアップデートや修正はどうなる? アイテムプロパティは? アーティファクトは?家のカスタマイズはできる? Ninjitsu[忍術]スキルは使える? クラシックシャードという定義は、正邪の大陸や宝珠の守人が一切含まれないものだ。アーティファクトは存在せず、クラシックハウスしかない。
クラシックシャードを導入するかどうかというのはビジネス上の決断であり、他のMMOに行ってしまった昔のプレイヤーたちを呼び戻そうとすることだけを目的に行う決断ではない。かつて幾つものゲームの登場前に存在した、結果を伴うゲーム内スリルとスキルを土台とするゲームを本当に興味を持って心を躍らせ、理解しようとする観客と共に描かれる必要がある。
何度も死んで裸の死体の行列を作りたいか?
クラシックシャードはUOの改革ではなく、UOの進化だ。俺たちは安全第一で急がず時間をかけているだろうか? ある程度は、イエスだ。クラシックシャードとは、俺たちが取ってもいいと思うようなリスクだろうか? そのコンセプトの背景に正しいビジネスモデルがあるならば、イエスだ。答えを見いだして説得する、それが俺の仕事だ。送られてきた意見や調査結果でも、「ただ単に(just)」クラシックシャードを作ってくれ、というものはなかった。プレイヤーに良かれという目的で、今まであまりにも多くのビジネス及びデザイン上の決断がなされすぎてきた。クラシックシャードはこういった類の決断ではないだろう。当時のプレイヤーが納得できるものであるだけでなく、現在のプレイヤーやそれを超えたコミュニティ……この手紙をファンフォーラムやサイトの向こう側で読んでくれている皆も含めて……の支援と結びついた努力でなければならないんだ。
それで、結論はいつかって? 年内には何らかの答えを出したいと3月の手紙で書いた。今はまだ夏だし、9月前に間に合わせなきゃいけない事柄もあるから、今は解決策の導入やデザインドキュメントに集中することはしない。
だが、オプションや機能の評価を行う専門チームを立ち上げた。まずはキーとなる機能や要素の調査、そしてそれ以上先に進むべきかどうかの決断になるだろう。
サードパーティプログラム検知についてもここで簡単に述べよう。日曜日はサードパーティプログラム検知の報告に目を通すことに費やし
た。少なからぬ数のアカウントについて確認を行い、それをカスタマーサービスチームに渡すつもりだ。彼らがが行動にうつせるようにな。最初は警告で、次の段階はもうちょっと俺たちにとって面白いことになるだろう。
違反者を「大量バン」しないのは重要なことだ。 だがたった1人では公平(just)とはいえないし、不正プレイヤーたちをさらしものにする方が楽しいからな……時々ならば。
他にも取り組むべき機能や不具合がUOにはあるっていうのに、どうして俺たちがハードコアルールシャードの一日のスキル獲得上限をなくしたのか?
簡単な答え: どうして駄目なんだい? 一ヶ月以上前、俺はSiege Perilousを訪れて、幾つかのトピック、そのプレイ人口のことではなく、どうすれば沢山の人が来てくれるかという彼らの考えについて論じた。何も約束はできなかったが、この夏の1回の開発サイクルで実現できる程度の簡単な修正を選び出してくれるよう彼らに頼んだんだ。
だから俺たちはそれを行った。リスト中の他の項目も実装するかって? 可能性はある。 先に進む前に、今回の変更でどう状況が変わるのか様子を見ようと思う。
君たちは選民と戦い、クリスタルは行方不明になった。そしてまるで誰もがネタバレを求める簡単な道に走っているようだ。
明白であれば、悪に走ることは非常にたやすいようだ。そして、それは開発チームの思うつぼというやつだ。
ただの(just)警告: マジンシアは謙譲の街だ。地面に焼け落ちたうえにさらに謙虚でいる方法は何だろうか?
検討を重ねた末、イベントモデレーター(EM)プログラムを日本シャードに拡張することにしたことをお知らせしよう。モデレーターの募集やトレーニングのためにまだ時間がかかるだろうが、アンケートの結果をみると大多数が興味を持っていることが判った。日本のプレイヤーにウィークリーイベントやライブストーリーの展開をお届けする人物を俺たちは探すが、日本の公式サイトにも情報を掲載してもらうつもりだから、日本のプレイヤーはそちらを見て欲しい。
我らがEMたちは最高だ。IRCでは深い苦悩を話してくれることもあるが、それでも俺は彼ら一人一人を高く評価しているし、一年以上に渡り、彼らは忍耐強さを見せてくれた。彼らの中には優れた自己努力を重ねたベテランのEMもいる。もしいつもよりちょっと違った装いのEMに出会ったら、どうか彼らの功績を祝ってやってほしい。
最後になるが、夏のインターンとして来てくれていたジュダ・ブルーム(Judah Bloom)に別れを告げる時がきて、本当に悲しい。この夏に彼が果たしてくれた数え切れないほどの極秘プロジェクトの数々の中に、「複数タイルタイプ生物の実現」がある。つまり、デカいモンスターと闘うときに、モンスターの腹の下に隠れるようにして戦う必要がなくなるってわけだ。これはパブリッシュ68で導入される予定だ。彼が去るのは本当に残念だ。エンジニア連中も朝間違ってコーヒーをぶっかけてしまう相手がいなくなるわけだし。
UOの中で何でもいいから何かするだけ(just)なら簡単だ。だが、俺たちは何でもいいからするだけ(just)、ではない。成長、発展、繁栄することを望んでいるんだ。俺たちのチームには目も耳もないわけじゃない。もう一つ大事なことだが、俺たちは何も理解していないわけでもない。
君の率直な言葉と説得力で我々の目をくらませたまえ。 俺たちは注意深く見ている……そして俺たちはとても(just)ケーキが好きだ。
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