プロデューサーからの手紙 – 2011年11月が更新されました。
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プロデューサーからの手紙 – 2011年11月 2011年11月3日
UOファンのみんな、こんにちは。
この場をかりて、自己紹介をさせてもらうよ。僕の名前はJeff Skalski(ジェフ・スカルスキ)、ここバイオウェアのウルティマフランチャイズプロデューサーだ。君たちの多くも知っていると思うけど、Calvinは2ヶ月前に人生における次なる冒険に向けて旅立った。MesannaとUOチームがしっかり仕事をできるように支えるため、僕がやってきたってわけさ。
チームと一緒に仕事をするようになってからは、本当に大変な毎日だし、僕は最新のUOコンテンツについて、まだまだ沢山学ばなくちゃならないことがある。このMMO世界に沢山のことが起きた12年分のブランクを埋めなきゃならないんだからね。
さて、先に進む前に、きっと君たちの多くの胸に今むくむくと浮かんでいるはずの大きな疑問に答えておこうか……。
1)ウルティマのフランチャイズプロデューサー? それって何?
それはつまり、僕は世界で一番ステキな仕事に就いているってことだよ。僕も色々な夢を持ったけれど、まさかこんなことが起きるなんて想像もしていなかったな。90年代にベータテストに参加したUOのロールプレイ好きな高校生が、15年後にこんなチャンスに恵まれるだなんて、誰だって想像できないだろう? 僕はずいぶん長いこと、このフランチャイズの熱狂的ファンだったんだよ。そう、あれは友達のマッキントッシュでウルティマ Iをプレイしたのが最初だった。以来新しいブリタニアの冒険が出るたびに挑んだものさ。僕たちはここバイオウェアでウルティマを愛し、これまでのその業績に大いなる敬意を払っている。RPGやMMOを作っている僕たちの多くに、ウルティマはすごく大きな影響を与えたんだよ。
君たちに知らせたいエキサイティングな事がもっともっとあるんだけど、それはまた別の機会にするよ。僕たちは、まだ歩み始めたばかりなんだ。GOG.comでのクラシック作品のリリースはまだほんの序の口に過ぎない。UltimaForever.comを立ち上げ、僕の大好きな作品の一つである「ウルティマ IV: Quest of the Avatar」を無料で公式ダウンロードできるようにしたのも、まだ赤ちゃんのよちよち歩きみたいな、手始めのことなんだ。今後数カ月、そのサイトでウルティマの全てを祝うコンテンツがさらに登場するのでお楽しみに。そして同時に、UOは君たちの助けを借りてさらに前進を続ける。君たちが今後何を望んでいるのか、僕やチームは心から聞きたいと思っているから、ぜひ聞かせて欲しいな。なんでもかんでも約束することはできないけど、皆から寄せられたフィードバックは、次の14年の計画をたてるときに参考にさせて貰うってことは約束するよ (^_-)
2) ウルティマ オンラインについてはどうするつもり?
そうだなぁ、一度リタイアして復帰を試みている最中のプレイヤーでもある僕としては、次の3つの事柄に焦点をあてて取り組んで行きたいと思っているよ。
- 一つ目、ブリタニアの大切な人々……つまり君たちとコミュニケーションをとること
- 最近は沢山の意見を読んだり聞いたりしているんだ。僕らの声をもっと聞きたいと君たちが考えていることがよく判るから、その点をより良くしたいと思ってる。その手始めが、この8週間遅れのプロデューサーからの手紙なのさ(ごめん、悪かった、認めるよ)。冗談はさておき、僕はウルティマ オンラインについて十分な知識を持たずにこのレターを書くことはできないと思っていたから、沢山学ぶために本当に時間がかかってしまったんだ。
それから、今後はUO StraticsやUOForumで僕やチームを見かけるようになるよ。チームメンバーと毎週Q&Aセッションをすることさえ計画しているんだ。近くMesannaが発表すると思うよ。
- 二つ目、忘れられしエリアに再び生命を
- ウルティマ オンラインはデカい。新規プレイヤーにこのゲームのスケールの大きさを説明しようとする行為さえ無茶と言えるくらいだ。過去10年以上に渡ってUOが育ち続けてきた結果、新機能や新コンテンツの影に隠れて忘れ去られてしまっているエリアもある。そういう所に新しい命を吹き込み、君たちが元気に走り回るようにしたいと本当に思ってるんだ。それは各パブリッシュで少しずつ行うつもりだ。ちょうどパブリッシュ73のシェイムダンジョンの改善のように、ね。
- 最後に、といっても後回しって意味じゃないよ、バグをなおすこと
- 修正を待っている沢山のバグ、これらの修正に積極的に取り組んでいきたい。すぐに全部修正するのは無理だけど、各パブリッシュ毎にある程度まとめて修正することはできると思うんだ。フォーラムのバグリストは見たし、手始めにどのあたりから手をつけていく予定なのかをコミュニティに伝えたいと思っているよ。
最後になるけど、UOへの復帰はとてもすがすがしい気分にさせてくれたし、今でも世界中のあらゆるところからこのソーサリア世界を支えてくれている熱心なファンがたくさんいるのも見ることができた。15周年を迎える2012年は、絶対エキサイティングな年になるだろうね。
それじゃみんな、オンラインで会おう!
Jeff Skalski
Ultima Franchise Producer
僕へのツイートは @jeff_skalski 宛てにいつでもどうぞ! (英語のみ)
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