BNN – 愛の対決に追記がありました。
仕事から帰宅してPC電源ON,公式みてよかった・・・。
内容は下記ストーリー内に追記します。
追記されたのは、アルタイルがイベント振興協会のアルフレッドにお願いした新米秘書の得意料理の配布についてです。
現在、ブリテイン1銀前で配布が行われています。
配布されているのは、以前のイベントで配布された、白っぽい(グレー?)Mesannaのクリームパイで、識別コードソフトにはかけていませんが、肉眼では全く同じようなものに見えるので、すでに持っている方はセキュア圧迫になるので?全キャラ走らせたりしなくてもよさげな気がします。
その辺りの判断は自己責任でお願いしますね(笑)
以下、アルタイルに会える時間の変更はなさそうです。
まずは日時
地球時間で7月7日(木曜日)のこの時間を目安にすれば、彼をアンブラの街のムーンゲート付近で見ることができるでしょう。
Mugen | 20:30 | Hokuto | 21:15 |
Izumo | 20:45 | Wakoku | 21:30 |
Mizuho | 21:00 | Asuka | 21:45 |
というわけで、公式をみるのがメンドクサイ方は、内容はこちら↓
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BNN – 愛の対決 2011年7月5日
(Asuka, Wakoku, Hokuto, Izumo, Mizuho, Mugenシャードローカル)
男には曲げられない信念がある。例えどれほどに、心を打ち砕かれようとも……。
彼は今、信念を試されていた。
・・・・・・・
四年前、光の道で落ち合った恋人たちがいる。二人を見たことがあるものもいるかもしれない。パラディンのアルタイル(Altail)、ネクロマンサーのベルガ(Velga)だ。
アルタイル一人で克服したのではなかったため、ベルガの父親グレン(Glen)は結末を完全に納得することはなかったが、難題を乗り越えたという事実があったため、二人の仲を四度認め、二人は幸せに暮らしていた。
二人には旅人のための小料理屋を開店するという夢があった。アルタイルはこの夢のため、厳しいネクロマンシーの修行と、違う意味で厳しい料理の修業をグレンから受けていた。夢の実現のためなら、この厳しさに耐えてみせる。そうアルタイルは心に誓っていたのだが、相変わらず店そのものについては全く考えずに、目玉メニューの考案に明け暮れていた。
「やっぱり、流行には乗っかっていかなきゃならないと思うんだけど、酒はなぁ……」
「ここでくじけるなんていつものアルタイルらしくないぞっ!」
「いやぁ、ケーキをお酒に浸してから出すなんてちょっと究極感がないんだよね……」
「ううん。それっていいアイディアじゃないの! 新しい食感じゃない!」
「そうかなぁ」
「そうよ」
「いや、それよりも、今は酒より“ガーゴイルの神秘”、コレじゃないかなぁ……。パイを変形させて、流行りのアセニウム島に見立てた“アセニウム巻き”とか……」
「え……?」
「うん。そうだ。それだ! 今なら簡単にザー女王と謁見できるらしいから絶対それだよ! じゃ、ちょっと行ってくるよ!」
「ちょ、ちょっと、アルタイル!」
そう言うや否や、アルタイルは厨房を飛び出した。
厨房の外の光の届かない場所。そこからグレンがひっそりと息をひそめて一部始終を見守っていた。
「ふん。また流行モノに走りおってからに。先人の料理に全く敬意を払わんから好かんのだ」
しかし、ある程度証拠が固まってから打ちのめすのが彼のポリシーだ。グレンは尾行を始めた。
・・・・・
ガーゴイルの女王が統治する地、テルマーのロイヤルシティをアルタイルは駆け回っていた。
「うーん。構造が複雑で、どこに女王様がいるかわからないぞ……」
「ちょいと、そこのお方。なにかお困りで?」
ガーゴイルの女性に話しかけられてアルタイルは足を止めた。
「ああ。ええと、女王様に会いたいんだけど、場所がわからなくて……」
「そうですか。テルマーは一見さんにはちょっと複雑ですものね。私が観光がてら女王様の場所までご案内しましょうか?」
「おっ。それはいい。お願いします。ぜひお願いしますっ! いや~、こんな美人さんに案内してもらえるなんて、ぼかぁラッキーだな~」
ガーゴイルに連れられてアルタイルは再び歩き出した。だが、そのガーゴイルは、酒場のテントはおろか、宮殿や図書館にすら目もくれず、人気(ひとけ)のない城壁の隅の方へ向かっていった。さすがのアルタイルもこれは怪しいと思った。
「ちょっと聞きたいんだけど」
「なんでしょうか?」
「これって全然関係ないところに行ってません?」
「あら? これでいいんですよ。二人きりになれる場所に行こうと思っていたのですから」
「二人きりっすか? いやぁ、参ったなぁ~」
「二人きりでないと話せないこともありますからね。愚鈍よ」
「え? その言い方。ひょっとして……、義父さん?」
アルタイルが言うやいなや、目の前のガーゴイル女性の姿はグレンの姿に変わった。
「その呼び方は認めんと言っておるだろうが! だいたい何だ、女というだけで、鼻の下を伸ばして疑いもせず見境なく付いて行きおって!」
「いや、本気で街の構造がわからなかったんですよぉ」
「そもそも、なぜ料理に謁見が関係あるのだ!」
「ほら、神秘な感じを出すにはまず文化交流じゃないですか。そういうのを踏まえた上で究……」
「黙れ! 今までのお前からして、文化などろくに考えもせんではないか! 流行をおさえることで究極の料理が作れるだと? 甘いわ。最新のお前の料理のアイディアは、パイとシチューとパイと酒を合わせたものではないか! これではパイが二重で全く話にならん!」
「そんな古い考えはやめて下さいよ義父さん。パイが終わったと思ったらまたパイ。意表をつくのがいいんじゃないですか」
「ふんっ。強情な奴め。光の道でお前の腐った考えを正してやる! 乗り越えられなければ、料理とベルガは金輪際諦めてもらおう!」
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「あーあーあー。もうさぁ、ぼくに勝てないって言えばいいじゃない。いつもの感じなんでしょ?」「なにっ! いつもの感じじゃない? これは……。しまった。この方向の料理の作り方はわからないぞ! これは本気で負けるかも……」
いつものように途方にくれたアルタイルは、四度冒険者に助けを求めることにしようとしたが、今回はその前にイベント振興協会へ向かった。
「アルフレッドさん、新人秘書かなんかが例のレシピを知っているんでしょう? 今すぐそのパイを作りましょう。というか作ってください! 今すぐに!」
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7月7日当日 多分17時頃?追記されていた。
「アルフレッドさん! 新米秘書の得意料理だとかいう、例のものは用意できましたか!?」
「はい、こちらになります」
「え!? こんなに……」
「はい」 *grin*
「ちょっとちょっと、こんなに持ち切れるわけないでしょ! あ、でも、ちょうどいいや。ブリテインで冒険者たちに、これを配ってくださいよ。どっちみち、ぼく一人じゃどうにもならないし」
「かしこまりました」 *smile*
さっそくアルフレッドは、ブリテイン第一銀行付近でパイ配布を始めるよう手配した。
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