Echoes of ExodusのFinery of Fair FortuneとPage Of Lore モンデイン年代記(一介の書記の手による)

Echoes of Exodus – Live on Wakoku-Great Lakes/Echoes of Exodus – 倭国とGreat Lakesにて開催中(月曜朝のサーバーメンテナンスまで)
Echoes of Exodus – 倭国にて開催中投稿日2026年8月14日UO開発チーム2026年8月14日「だいたい合ってる」——召喚の呪文を唱えている時に絶対に聞きたくない言葉です。ライキューム(Lycaeum)で行われたシャードフ...

幸運200のダブレットと18ものPage Of Loreをロールブックにして倭国から転送してきてくれたお友達に感謝!!!!!

ありがとー!

秘薬低減を駆使して、この幸運200を着るんだ!

モンデイン年代記は日本語になっているので、SSだけ載せてもいいんだけど、一応、文字起こししました。

モンデイン年代記

一介の書記の手による

一介の書記の手による
ここに記すは、歳月の重みに朽ちゆく写本の数々より、我が手ずから書き起こした、「魔導士モンデインの真実の歴史」である。かつて世界を呑み込んだあの影を、後の世に生きる何人も忘れ去ることのなきよう、書き留めておく。
まず知るがよい。ソーサリアは若く、荒ぶる世界であった。石という石、流れという流れに魔法が脈打ち、善き
意志であれ邪なる意志であれ、それを掴まんとする者すべてに大いなる力が開かれていた。

都市国家アカラベスに、ウォルフガングという名の、王にして魔導士が君臨していた。賢明にして公正なるそ
の者の技は民の益にのみ用いられ、その名は国じゅうで畏敬とともに語られていた。

その王の持つ数多の宝物の中に、《太陽の紅玉》と呼ばれる大いなる紅玉があった。古老たちの伝えによ
れば、太陽の力そのものを宿す石であったという。王家に代々伝わる家宝であり、正統なる世継ぎへと受け継
がれてゆく定めの至宝であった。

王には二人の息子があり、兄がその世継ぎであった。だが本書が語るのはその弟モンデインのことである。彼
の内には、偉大なる父の愛をもってしても宥め、御することのかなわぬ闇が蠢いていたのだ。

ウォルフガングは手ずからこの子に魔法の技を授け、モンデインはかつて師に就いた弟子の誰をも凌ぐ天
賦を示し、恐ろしいばかりの容易さで奥義を次々と我がものとしていった。だがその才のすべては、冷たく
強欲な心に仕えるのみであった。

モンデインは力弱き生き物たちを相手にその力と技を試し、心を意のままにねじ曲げ、また、憐れみの色ひと
つ見せずに屠っていった。残虐は彼の悦びであり、支配こそが彼の唯一の掟であった。

さらに悪いことに、彼は兄の継承権を欲し、王冠も《太陽の紅玉》も他者に約束されていることに憤った。
かくして嫉妬が彼の内に根を下ろし、やがて世にもおぞましい怪物じみたものへと育っていったのである。

息子の残虐に深く心を痛めたウォルフガングは、彼に一年のあいだ修道院に身を置いて慈悲と謙譲を学ぶ
よう命じ、ついに改心して戻ったあかつきには《太陽の紅玉》を与えようと誓った。

だがモンデインは待つことも、馴らされることもしなかった。まさにその夜、彼はおのれの技を実の父へと向
け、すべてを与えてくれた王を和し、《太陽の紅玉》をその手に奪ったのである。

駆けつけた兄はこの逆弑を目の当たりにし、悲嘆と憤怒を胸に、モンデインと対峙した。だが若き妖術師は、いまだ御しきれぬ《宝玉》の力を振るって、兄をこの世界の外へと跡形もなく放逐してしまった。

家門を自ら滅ぼしたモンデインは、法の及ばぬ遠国へと逃れ、人目を離れて企みを進めていった。その暗
き隠れ家で彼は異形の獣を生み出し、牡牛と戦士を掛け合わせ、ミノタウロスの始祖を世に送り出した。

やがて彼は、最大にして最も恐るべき企みに取りかかった。倦み疲れるほどの年月を幾年も重ね、《太陽の
紅玉》の力をその石自身へと向け、かの宝玉を漆黒の極みへと堕としていったのである。

彼は宝玉におのれの精髄を注ぎ、その切子面の内に魂を結びつけた。この石の存在するかぎり、真の死が彼
に訪れることはない。かくして《太陽の紅玉》は失われ、代わりに《不死の宝珠》が鍛え上げられたのである。

ついに業が成ったとき、死すらもはや彼を捉えることはできなくなった。いかなる刃も彼を滅せられず、いか
なる歳月も彼を朽ちさせはしない。千年にわたる死なき生が眼前に開け、彼は刃向かう者すべてを嘲笑った。

だが《宝珠》は、さらに暗い力を秘めていた。その黒き切子面にはソーサリアの全土が映し込まれており、
モンデインはそれを通じて世界そのものへと手を伸ばし、大地をも、そして人心をも、おのれと同じ腐敗に染
めていった。

野望にふさわしい盟友を求めた彼は、星々の彼方より来たる暴虐なる旅人たちと暗黒の盟約を結んだ。ソ
ーサリアの空がいまだ知らぬ恐怖の数々を、彼は呼び降ろし、膨れ上がる軍勢に加えていったのである。

彼はその技によって、おのが居城を時の流れの外へ、歳月の届かぬ虚空へと投じた。そして時なき処より、
世界のあらゆる時代の軍勢と配下の将たちを、時を跨いで指揮したのである。

そして三人の偉大なる魔術師が彼に臣従し、主がそうしたように、みずからの魂を宝珠に縛りつけた。生を
捨てた彼らはリッチの王として蘇り、魔導士の恐るべき意に従う不死の将となった。

その時代、彼は、ミナックスという名の、類まれにして恐るべき力を持つ乙女を弟子に取った。彼女はやがて
彼の伴侶となり、彼の悪業をともに為す者となって、ふたりして暗黒の企みをいつそう深めていった。

彼女の助けを得て、彼は《黒の大典》を編んだ。最も黒き魔法によって命脈を延ばす、禁断の儀式の書で
あるこれほどの邪悪が紙面に記されたことは、後にも先にもほとんどない。

やがてモンデインは、その悪意のすべてをソーサリアに解き放った。デーモンが街道を闊歩し、死者は眠りよ
り起き上がり、怪物の大軍が大地に溢れ、自由の民を容赦なく苛んだ。

都市がひとつ、またひとつと闇に沈み、世界の灯は揺らいで消えていつた。田畑は枯れ果て、塔という塔は
沈黙し、大いなる絶望が大地を覆った。かくして《第一暗黒期》と呼ばれる時代の大いなる闇は深まってい
ったのである。
だが早くもこのころ、モンデインはー度の敗北を喫している。若く勇猛なる白き光の勇者が戦において魔導
士の軍勢を打ち破り、その武勲によって国土の半ばを治める王位を授かったのた。

その勇者はやがて王国を治める大王となり、傍らに集った少数の勇士とともに戦い続けた。だが、死そのもの
すら刈りえぬ敵を、いかにして討てばよいのか。不死の魔導士を滅ぼす術はなかった。

すべての望みが尽きたかに見えたとき、世界と世界のあいだの虚空を越えて叫びが放たれ、はたしてそれ
に応える者が現れた。ソーサリアの民の誰ひとり知らぬ地に生まれし異邦人が、望みなき戦いを引き受ける
べく、この地へと降り立った。

異邦人は試練に次ぐ試練をくぐり抜け、力と知恵を蓄え、王たちの信頼と賢者たちの庇護を勝ち得て、つ
いには常人の及びもつかぬ力にもその手が届くところにまで上り詰めた。

ついに秘密は明らかとなった。宝珠の存在するかぎり、モンデインが倒れることは決してない。彼を討つに
は、その黒き業が成る前一魔導士が未だ死にうる定命の人であった時代において相まみえるほかないの
だ。

かくして異邦人は時を渡る術を会得し、千年の歳月をさかのぼり、宝珠が生まれし時代、モンデインをなお討
ちうる唯一の「刻」へと旅立った。

その刻、その場所、すべての暗黒の中心で、異邦人と魔導士はついにまみえた。妖術が妖術に呼応し、ソー
サリア全土の命運は、そのただ一度の死闘の帰趨に懸かっていた。

異邦人は渾身の一撃をもって《不死の宝珠》を打ち、宝珠は砕け散った。その刹那、モンデインの力はたち
どころに失せ、恐るべき魔導士は倒れ、かくして《第一暗黒期》は永遠に幕を閉じたのである。

だがその破砕の衝撃は、世界の礎そのものを揺るがした。大陸がまるごと消え失せたとも伝えられるその
動乱の中、砕けた宝珠の破片は、古き邪悪の欠片をなお宿したまま、大地に埋もれることとなった。

そして、その各々が完全なる一個の世界であった無数の写し身から、ソーサリアの(シャード》が生まれ出
た。異邦人の偉業が今日この日までこだまし続ける、数多の、鏡映しの世界である。

だが、あの「刻」に冥き闇が残らず滅び去ったなどと、ゆめ思ってはならない。モンデインに宿った邪悪は、そ
の宿主ほどたやすくは滅びぬもの。彼の時いた種は、その没落の廃墟のただなかで、なお時を待ち続けてい
たのである。

これを読む者よ、とくと知れ。魔導士の邪悪は、彼とともに死にはしなかった。その伴侶ミナックス、そして彼らのおぞましい落とし子である《エクソダス》が、いつの日かモンデインの仇を討つべく立ち上がるであろう。

だがそれは、より暗き物語一また別の日に語られるべき物語である。

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