北斗EMイベント:Yewの異常気象は2023年12月26日(火)22:00~

王室広報官のRiccioです。

今回はYewのエルさんから、海洋調査の協力依頼が来ております。

詳細については当日話されるそうです。

開催日時:12月26日(火)    22時00分 
集合場所:ブリテイン広場

注意事項:
予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。
以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。
 - イベント進行の妨害、かく乱行為。
 - EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。
皆さんのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!

プロローグ

ここはYewの海沿いにある一軒家。

エルという名の若者が気象観測を行っている場所である。

彼は学者ではないが、その実力はライキュームの実力者からも一目を置かれていた。

今は研究発表の時期であり、エルは気象に関する論文作りで忙殺されていた。

「エル、ちょっと来てくれなきかしら?」

声をかけてきたのはアン。幼なじみの縁で観測を手伝ってくれている。

「論文で忙しいんだよ、それほど重要なことでも?」

「昨日からの水温上昇が異常なの。ちょっと見てよ」

冬は水温は低下していくのだか、今年は下がるどころか上昇傾向であった。

「そんなに上昇したのか?見せてくれないかな」

エルは筆をとめると、アンが持ってきたビーカーに入った水温計に視線を移した。

「24度?あり得ないだろ」

この時期の平均水温は17~18度だが、昨日は20度であった。

最近水温は上昇傾向であるが、今日の数値はあり得なかった。

水温計の故障を疑ったエルは予備を手に持ち、海に向かった。

「私もおかしいと思ったから計り直したの、でもやっぱりその水温なの」

この時期の風は海から吹くことが多いため、水温が高いということは、気温も高くなる。

そろそろ雪が降りだしてもよい頃なのだが、北から暖かい風が吹くという、異常な気候になっている。

「アン、これは海を調査する必用がありそうだ」

エルは険しい表情で口を開く。

「漁師さんにお願いしてくるね」

アンは告げると漁師のところへ向かった。

数日後、調査団が結成されて海洋調査を開始することになった。

「皆さん、集まってくださってありがとうございます」

エルは調査内容を漁師に告げると、組合長が口を開いた。

「これは俺たちにとっても死活問題だから、喜んで協力させたもらうよ。このままじゃ魚が獲れないからな」

海水温が上昇している関係で、この時期に獲れる魚が減っているのだ。

漁師達にとっては死活問題である。

今回調査に参加した船は3隻。

出港して数時間経過、水平線が大気の揺らぎで見えづらくなってきた。

同時に気温も上昇し暑くなっている。

眼前の光景を不思議に思った組合長が双眼鏡を使ってみてみると。

「なんだあれは?」

続いてエルも双眼鏡を使うと。

「なんであんなところにファイヤーエレメンタルがいるんだ」

そこにいるのはファイヤーエレメンタルと思われる集団であった。

ウォーターエレメンタルがいる海域に、何故かファイヤーエレメンタルが。

しかも、大量に。

さらに、海上にいるため動けないようだった。

「状況が理解できない。とりあえず我々では対応できないな。。。」

エル達は助けを求めるため、Yewに戻るのであった。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました