ブリタニア☆ウォッチ – 風変りな赤い矢

ブリタニア☆ウォッチ – 風変りな赤い矢が更新されています

内容は以下↓ 詳細は公式をご覧ください
SSは公式のものを使用しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブリタニア☆ウォッチ – 風変りな赤い矢   2012年2月11日

Es490a_2 

アトランコ:「メグちゃん、弓術はじめたの? これ、ずいぶん変わった矢ね」
メグ:「あ、いえ、この矢はちょっとした知り合いからもらったものなんです。弓術とは関係ありません」
アトランコ:「なによ“ちょっとした知り合い”って、怪しいわね」
メグ:「べつに怪しくはないです。ただ、この矢はちょっと怪しいかも……」
アトランコ:「え、やっぱり普通の矢じゃないの?」
メグ:「なんでも、この矢で射られた人は、その矢を射った人のことを好きになってしまうらしいんです」
アトランコ:「はぁ? なに寝ぼけたこといってんのよ。そんなことあるわけないじゃない」
メグ:「たしかに信じがたい話ですし、私も試してないので確証はないんですが、話を聞く限り本当っぽいですよ」
アトランコ:「だったらメグちゃん、誰かに試してみなさいよ」
メグ:「ええ!? ダメですよっ。も、もし、本当に効果あったら、困っちゃいます……」
アトランコ:「いいじゃない、ほら、なんだっけ、『The Unicorn’s Horn』の新しいコックが素敵みたいなこと、ちょっと前にメグちゃんいってたじゃない? 彼に試してみたらいいわ」
メグ:「ちょ、ちょっと! いきなり、なんてこというんですか!? 誰かに聞かれたらどうするんですか!!」
アトランコ:「大丈夫よ、誰もいないわ。ウフフ!」
メグ:「……ちょっとだけ素敵だな~って思っただけです。それに、こういうものを使って好きになってもらっても嬉しくありませんっ」
アトランコ:「まったく、相変わらず純情ぶってるのねぇ」
メグ:「……」

*ガチャリ* *バタンッ*

サラ:「ただいま~」
メグ:「あっ、サラさんおかえりなさい!」
アトランコ:「あら、ちょうどいいカモが来たわね。ウフフ」
サラ:「なんですかカモって? 私のことですか?」
メグ:「気にしないでください」
アトランコ:「なにいってるのよメグちゃん、サラは絶対興味あるわ」
メグ:「いくら素敵な出会いを求めてるとはいえ、サラさんがそこまでするとは思えません」
サラ:「二人とも、いったいなんの話をしているの?」
アトランコ:「テーブルの上に置いてある赤い矢があるでしょ? それで誰かを射ると、射られた人は自分のことを好きになるんだって」
サラ:「まさか、そんなものあるわけないですよ」
メグ:「でも、聞いたところによれば、効果は本当にあるみたいです」
サラ:「そ、そうなの。でも仮に効果があったとして、こんなもので好きになってもらっても、う、嬉しくないわ!!」 *ゴクリ……*

Es490b

アトランコ:「そんな興味津々な顔つきでいわれても、説得力ないんだけど。サラ、使ってみたらいいじゃない」
サラ:「な、なにをいっているんですか、アトランコ先生。そんなのダメに決まってるじゃないですか」
アトランコ:「いいじゃないの別に。きっかけなんて、ときにそんなものよ」
サラ:「絶対にダメです!」
アトランコ:「いつもお行儀よくしてるんだから、たまには本能に従ったって誰も文句いわないわ」
サラ:「……メグ!!」
メグ:「は、はい!」
サラ:「この赤い矢だけど、処分するか、私の手の届かない場所にしまっておいて。今からちょっと出てくるから、戻るまでにお願い」
メグ:「わ、わかりました!」

*バタンッ!*

アトランコ:「ウフフ、手の届く場所にあると使っちゃいそうで不安なのね」
メグ:「そうみたいですね……」

コメント

タイトルとURLをコピーしました