プロデューサーからの手紙 – 2010年5月

プロデューサーからの手紙 – 2010年5月が更新されました。

日本のプレイヤーのために、翻訳に関して: 今回のパブリッシュには入らないが…日本人プレイヤーのためにアイテムと生物名を英語で表示するオプションを夏の前半に提供したいと考えている。

ってのが気になるんだけど!
是非お願いって思うけれども。
アイテム名は英語だけど、生産で作成するときのメニュー画面でのアイテム名は日本語のままとかありそうで困る。

というあひるの愚痴はおいといて、メンドクサイ方はそのままコピペ↓

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警告:
君たちが考えている様々なトピックの全部について、ここで語ることはできない。

そのかわり、次のパブリッシュや、この夏に向けてどんなことを考えているかについて話そうと思う。スピードハック、記念碑、SAクライアントの改善、それと派閥とテストセンターについても少し触れたい。

他の話題も少しあるが、上記のうちどれにも興味がないっていうなら、ここより下は読まなくてもいいかもしれないな。

繰り返すが、今まさにQAチームがチェック中の上記の事柄しか語ってないぞ。

パブリッシュ66で、俺たちはSAクライアントにじっくりと取り組んだ。2週間後くらいにはテストセンターでのパブリッシュ内容がでてくるだろう。その一部を紹介しよう。

  • コンテナ(入れ物)のウインドウサイズを変更可能にする。
  • 地図に航路ピンを立てる—(おっと、そういえば宝の地図を大きく変更しようと思っているんだが、今のところ夏の半ば頃が目標だ。)
  • 植物栽培ウインドウの修正
    • 日本語で全画面モードにした場合、植物の健康状態の印が表示されない問題。
    • 糸杉の木などがSAクライアントだと植物のウインドウからはみだす問題。
  • カスタムUIの改善
    • カスタムフォント
  • ホットバーに登録したとき、ターゲット種別の選択を促す機能。
  • ログイン時、サーバーやキャラクターをダブルクリックで選択できない問題。
  • SAクライアントではヘルスバーにマウスカーソルを重ねても、対応する本体がハイライトしない問題。
  • 最後のコマンドを繰り返す手段がないこと。(2DクライアントのCtrl+Qのようなもの)
  • SAクライアント用の拡張された最適化。

これらは一部に過ぎない。30個以上の不具合の修正や機能変更が行われている。

バードについて: 扇動、沈静化、不調和の3つのマスタリーのための新クエストが登場する予定だ。各マスタリーの詳細については、テストセンターに各マスタリーのクエストやバランス調整が行われる頃に明らかになるだろう。

サードパーティプログラムの検知とスピードハック:現在も開発とテストを行っている。パブリッシュ66をテストセンターに入れる頃までには、継続的な発展のための解決策を見出したいと思っている。

サードパーティツールの中にはUOのプレイの一部とも言えるほどのものがあることは知っている。俺たちが対象としているのは、他者に不利益を与えるようなプログラムのことだ。規約を守ってルールの範囲内でプレイするプレイヤーよりも優位に立つためにプログラムを利用するプレイヤー、彼らに影響を及ぼすアップデートは告知されることなく行われるだろう。

派閥について: TC9(Factionsシャード)での派閥に関するフィードバックを収集しつづけてきた。まず判ってほしいんだが、TC9は普通のテストセンターとは違うんだ。あれは俺たちにとっては何かを試す時の一種の遊び場みたいなものだ。だから、あのシャードに入っている俺たちのアイデアは、全部実際に導入しようとしているわけではないし、将来入る可能性があると示唆しているのでもない。それから、大きなシステム変更は皆からの数週間のフィードバックなしに導入することもない。派閥システムは大事業だ。だからテストセンターでの実験を進めるときは、一般シャードに導入する前にプレイヤーの皆から情報やデータを集め続けるだろう。

日本のプレイヤーのために、翻訳に関して: 今回のパブリッシュには入らないが…日本人プレイヤーのためにアイテムと生物名を英語で表示するオプションを夏の前半に提供したいと考えている。

記念碑: 時間はかかったが、記念碑に刻印をできるツールを制作した。かつての親しい仲間や友人のための記念碑を建てたい、といった場合に使えるだろう。親しい仲間、同僚、あるいはコミュニティの尊敬できるメンバーについてこのツールを使うときには、どうか敬意をもって使ってほしい。このツールは個人的な記念専用だ。公共の場にEM(イベントモデレーター)が設置するための特別な記念碑も存在する。

数週間前、Pacificシャードでちょっとしたチャットに参加してくれたプレイヤーの全員にありがとうと言いたい。チャットのログは俺の手元にある。それから、俺に直接コンタクトを取ってきたプレイヤーにはできるだけ返事をしようと努めているし、カスタマーフィードバックのメールには目を通しているということも知っておいてほしい。

締めくくりとして…空軍士官学校で習ったことを引用しよう。

任務においても、私生活においても、部下の手本であれ。労を惜しまず、忍耐の限界にはないことを兵に示せ。常に如才なく、礼儀正しく振る舞い、部下にも同じように振る舞うよう教えよ。過度に厳しい態度や声音は禁物である。それは大抵の場合、何か隠したい欠点を持つ人物であることを示すものだ。
-陸軍元帥 エルヴィン・ロンメル

開発者として、フィードバックや感想を取り扱うとき、俺たちはプレイヤーの皆に対して敬意を払おうと努めているから、これを引用させてもらった。俺たちはこの仕事に誇りを持ち、楽しむこともよくある。できればぜひ覚えていてほしいことがある。そう、俺たちも人間だ、だから誤ちを犯すこともある。だが何よりもまず第一に、プレイヤーが集まっては探検するような楽しく安定した環境を常に提供したいと思っている。何通かのかなり痛烈なメール……人体構造上無理がありそうな内容の……を受取った。掲示板やメールの向う側にも感情を持った人間がいるんだということを、どうか気にかけて欲しい。

皆の一人一人が冷静且つ忍耐強くいてくれたことに、俺はとても感謝している。こんなふうに最新情報をまた語りたいものだ。この5か月間計画してきたこと全てを話せるような奴をね。

ソーサリアは、UOの歴史の中でも最もエキサイティングな時期に移行しつつある。友達と一緒に今後も注目していてくれ。

それじゃ、またな。

Calvin

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