北斗EMイベント:9月スケジュール変更/Ludoのモニュメントを探しに行こう!は2023年9月26日(火)22:00~

詳細は北斗EMサイトをご覧ください

9月26日(火)
・22:00~ 北斗シャード /  Ludoのモニュメントを探しに行こう!

王室広報官のRiccioです。

今回は広報室からの依頼です。

先日、リワードホール近くにLudoのコートが設置されました。

そこに飾る、とびきりスペシャルなモニュメントを皆さんと一緒に探しに行こうと思います!

開催日時:2023年9月26日(火)    22時00分 
集合場所:ブリテイン広場

プロローグ

「こりゃ参ったな・・・」

ブラックソン城にある広報官室で、シリオは悩んでいた。

「ネコ室長、なにか妙案はないですかね?」

「Ludoコートのモニュメントだったかニャ?」

リシオが悩んでいるのは、先日完成したLudoコートに設置するモニュメントについであった。

Ludoはダイスを使うため、市販のソレをモニュメントにしようとしたのだが、利用者に提案したところチープすぎると言われてしまったのだ。

「それなら、招き猫はどうかニャ?」

招き猫とLudoに何の関係があるのだろうか?リシオの悩みは深まった。

手に持っていたのはダイスだったか?いや、あれはトクノの小判だ。

これは何か高度な心理戦?

いや、そんなはずはない。

意図が理解できないリシオは、素直に質問することにした。

「それは流石にLudoに関係ないじゃないですか?招き猫とLudoにどんな関係が?」

ネコ室長は破顔一笑した。

招き猫のカワイさ、素晴らしさを語り始めたネコであったが

結局のところLudoとは関係ない内容であった。

ネコ・マタコは、広報室の古株でネコ耳防具を装備した上級の冒険者である。

広報の仕事を始めてから一線は退いているものの、その腕前や勘は鈍っていない。

「だからウチは招き猫をお勧めするニャ!」

リシオがどう反応して良いやら悩んでいると、突然広報室の扉が開き男が入ってきた。

「そんなの誰が喜ぶんだい?クリドラをお勧めするね」

部屋に入ってきたのはマーキュ・ベーダー先輩だ。

リシオより2年長く広報室で仕事をしている。

彼は元鉱夫で、ネコ室長と同じく上級の冒険者である。

採掘中、突然現れたクリドラをツルハシ一本で退治したのがきっかけで

冒険者もやるようになったそうだ。

「しかし先輩・・・」

「何かね?後輩」

「Ludoとクリドラに何の関係があるのですか?」

マーキュ先輩は一瞬の沈黙の後、静かに口をひらいた。

「例えばだ、5が出たらクリドラをコートに放つのはどうだい?スリルがあって良いと思わないかい?」

つい先ほどまでのおちゃらけたものから一転して真剣な顔つきになっていた。

この人はいったい何を言ってるのだろうか?

そんなことしたらコートが地獄絵図になり、試合どころではない。

そもそも、モニュメントの話をしているのに、何ゆえクリドラが出てくるのだろうか。

「待ってください、先輩」

「待ってやろう、後輩」

どうやらマーキュ先輩は、ネコ室長の 招き猫 発言だけを聞いて、

広報室に入ってきたようであった。

そこでリシオは、先輩に事情を丁寧に説明することにした。

「なるほど、そういうことだったか」

一通り話を聞き理解した先輩は沈黙の後に口をひらく。

「それなら、とびきりスペシャルなダイスはどうだい?」

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