SAKURA Xtreme Live Theater その4~落語「恩返し」~

SAKURA Xtreme Live Theater その1~入場&うまじっく~
SAKURA Xtreme Live Theater その2~『UO伝統芸・腹話術』~
SAKURA Xtreme Live Theater その3~「俺の幼馴染は男運がないにも程がある」~

の続きです。

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Calibur: みなさまお楽しみいただけておりますか?

観客: イエーイ
観客: はーい

Calibur: ではそろそろ
Calibur: 次の演目に移らせて頂きます

観客: *パチパチ*

Yzerman: 次は何でしたかね?

観客: ぱちぱち

Calibur: 次はですね・・・
Calibur: 出雲からやってきた

Gengorou: 2F席もほぼ満席ですな(・_・;)

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Calibur: 噺家のメカニカル次郎様です!

Yzerman: おおー

観客: きゃー
観客: こんばんはー

Calibur: それでは師匠宜しくお願いします!

観客: おおー
観客: 落語?!

Yzerman: みなさま拍手でお迎えください

観客: *ぱちぱちぱち*
観客: *パチパチ*
観客: パチパチパチ
観客: キャー!
観客: わあわあわあ

mechanical Jirou: わ

観客: *チバ・シガ・サガ!*
観客: ぱちぱち
観客: *拍手*
観客: 次郎さーん!
観客: ぱちぱち

mechanical Jirou: のっけから訂正です

観客: サインくださーい!
観客: *ぱちぱち*

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mechanical Jirou: 瑞穂方面からやってきました

観客: 待ってました!
観客: w

mechanical Jirou: お初の方もお久しぶりの方もこんばんは

観客: こんばんわー

mechanical Jirou: メカニカル次郎と申します
mechanical Jirou: 本日は小噺を少々持って参りました
mechanical Jirou: 舞台芸人、などと名乗れるほど立派な芸ってぇわけでもないので
mechanical Jirou: 肩の力を抜いて楽に軽い気持ちでご覧下さい
mechanical Jirou: 最後におひねりだけ重くしていただければ当方何も問題ございません
mechanical Jirou: さて、本日うかがうのは“恩返し”という一席でございます
mechanical Jirou: 「…来ねぇ」
mechanical Jirou: 「来ねえな」
mechanical Jirou: 「こう呟いて状況が変わるわけじゃないが…」
mechanical Jirou: 「来ねぇ」
mechanical Jirou: 「みんな、チャンピオンエリアってやつの存在忘れちまってないかね」
mechanical Jirou: 「誰でもいいから来て攻略してくれねぇかな」

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mechanical Jirou: 「そんで俺に懐からパワースクロールを抜き取らせてくれねぇか」
mechanical Jirou: 「出たてほやほやの熱々のやつを手にしたいもんだねぇ」
mechanical Jirou: 「とか言っている間に…」
mechanical Jirou: 「誰も来ない」
mechanical Jirou: 「マラスの最果てより人通りないんじゃねぇか?」
mechanical Jirou: 「こう当てもなく待ち続けていると、街でエスコート頼んでいるやつらの気持ちが分かるね
mechanical Jirou: 「そりゃ人が通り掛かる度にギャンギャン声張り上げるわけだよ」
mechanical Jirou: 「待ってください!お金になるいい話があるんですよ!」
mechanical Jirou: 「待って!行かないで!待って!あっ…ああ、行っちゃった…」

観客: www

mechanical Jirou: 「てな感じで待ちくたびれてるんだろうな」
mechanical Jirou: 「俺も声出せば誰か引っ掛かってくれないものかね」
mechanical Jirou: 「待ってください!お金になるいい話があるんですよ!」
mechanical Jirou: 「俺の金になる話だがな!」
mechanical Jirou: 「なんつってな」

観客: わはは

mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「…いかんな。こう待ち続けだと妄想スキルばかり上がっていきやがる」
mechanical Jirou: 「早く誰か来てくれねぇとレジェンダリーになっちまうよ」
mechanical Jirou: 「っと、来た!来たね!」
mechanical Jirou: 「あれは…、白豚ってやつかね」
mechanical Jirou: 「よく分からんが高そうな装備だな」
mechanical Jirou: 「いやいやぁ、よく来た」
mechanical Jirou: 「今時こんなところに足運ぶなんてすばらしいよ。偉い!あんたが大将!」
mechanical Jirou: 「そうこう言っている間に」
mechanical Jirou: 「どんどん湧きを進めていくね」
mechanical Jirou: 「いやぁ、強いね」
mechanical Jirou: 「雑魚なんてものともしないね」
mechanical Jirou: 「あっという間にボスの大蜘蛛出しちまった」
mechanical Jirou: 「さぁて、そろそろお仕事の時間だ」
mechanical Jirou: 「ステルスで忍び寄る時ってのはたまんないねぇ」
mechanical Jirou: 「じりじりと獲物に近寄って、まるでハンター気分だね」
mechanical Jirou: 「実態はコソ泥だけどよ」
mechanical Jirou: 「さあ、距離よし、ターゲットよし」
mechanical Jirou: 「いつでも大蜘蛛を倒してくんな」
mechanical Jirou: 「さあ来い…」
mechanical Jirou: 「来い…」
mechanical Jirou: 「来い…」
mechanical Jirou: 「来た!」
mechanical Jirou: 「目ぼしいもの、目ぼしいもの」
mechanical Jirou: 「来た!魔法120持ってやがる!」
mechanical Jirou: 「いただき!そしてとんずら!」
mechanical Jirou: 「へっ、へへ、久々の成果だ。待った甲斐があったってもんよ」
mechanical Jirou: 「こんな素敵なプレゼントをくれたお方の様子はどうかね」
mechanical Jirou: 「物陰から…、よいしょっと…」
mechanical Jirou: 「まだ気付いてないようだね」
mechanical Jirou: 「呑気にgp拾ってら」
mechanical Jirou: 「白豚のくせにマメだねぇ」
mechanical Jirou: 「おかげで獲物を吟味する暇があったんだが」
mechanical Jirou: 「お、鞄を引っ掻き回しはじめた。気付いたかね」
mechanical Jirou: 「焦ってる焦ってる、いや、怒ってるな」

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mechanical Jirou: 「出てこいコソ泥って、その言い方じゃ出ていけねぇなぁ」
mechanical Jirou: 「出てきてください!お金になるいい話があるんですよ!とか言ってくれねぇと」

観客: わははは

mechanical Jirou: 「あらら、残っていた雑魚モンスターに八つ当たり始めたよ」
mechanical Jirou: 「どうれ、ちょっくら出てってからかってやるか」
mechanical Jirou: 「おうい、そいつら倒したってパワースクロールなんて持ってねぇぞ!」
mechanical Jirou: 「パワースクロールが欲しかったらボスを倒さっ、ちょっ、あぶなっ」
mechanical Jirou: 「待てっ」
mechanical Jirou: 「そんなっ」
mechanical Jirou: 「急にっ」
mechanical Jirou: 「襲い掛かってっ」
mechanical Jirou: 「来るんじゃないよっ!」
mechanical Jirou: 「はぁはぁはぁ」「
mechanical Jirou: 「…撒いたかね」
mechanical Jirou: 「結構しつこいやつだったね」
mechanical Jirou: 「だが、こういうこともあろうかと上げておいた忍術が役に立ったよ」
mechanical Jirou: 「上々の戦果も上げたことだし、ぼちぼち帰るとしよう」
mechanical Jirou: 「おや?」
mechanical Jirou: 「何か動物が暴れて…、Craneだ。鶴だな」
mechanical Jirou: 「かわいそうに」
mechanical Jirou: 「誰かが捨てていったゴブリンの罠に足を挟まれちまったんだね」
mechanical Jirou: 「ようし、今外してやる」
mechanical Jirou: 「こういうこともあろうかと上げておいた罠解除が役に立つ時がきたよ」
mechanical Jirou: 「よしよし、暴れるな。今外してやるからな」
mechanical Jirou: 「おいおい突くんじゃないよ、もうちょっとだから」
mechanical Jirou: 「そうら、外れた」
mechanical Jirou: 「怪我をしているじゃないか。今手当てをしてやるからな」
mechanical Jirou: 「あっ、そんな足で、ああ、怪我したまま行っちまいやがった」
mechanical Jirou: 「こういうこともあろうかと上げておいた獣医を披露し損ねたな」
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「…帰るか」
mechanical Jirou: 「ふぅ、一仕事終えた後の酒は美味いねぇ」
mechanical Jirou: 「今日手に入れたこいつは、明日にでも売っ払いに行くか」
mechanical Jirou: 「これでしばらくは懐温かくして過ごせるね」
mechanical Jirou: *ニャー*
mechanical Jirou: 「表の猫スタチューが鳴いてら。誰か通りすがったかね」
mechanical Jirou: *ニャー*
mechanical Jirou: 「おや、まただ」
mechanical Jirou: *フギャー*
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: *ニャー*
mechanical Jirou: *フギャー*
mechanical Jirou: *ニャー*
mechanical Jirou: 「おいおい、誰だい。そうやって行き来してちゃ煩くてたまらないよ」
mechanical Jirou: 「なんだい娘さん。この家に何か用かい」
mechanical Jirou: 『あっ、はい、私は旅の者なのですが、実は道に迷ってしまい…』
mechanical Jirou: 「なんだい、そうかい。この道を真っ直ぐ行くとZentoに着くよ」
mechanical Jirou: 『あっ、でも、私、極度の方向音痴で…』
mechanical Jirou: 「大丈夫だよ、本当に真っ直ぐだから迷いっこねぇよ」
mechanical Jirou: 『でも、もう夜も更けて女一人歩くには危なくて…』
mechanical Jirou: 「心配いらねぇ、5秒で着く距離だし、すぐそこは圏内だ」
mechanical Jirou: 『で、でも、荷物が重量オーバーで一歩も動けなくて…』
mechanical Jirou: 「ええっ、今、すぐ前まで歩いてたじゃねぇか」
mechanical Jirou: 『たった今重量オーバーになったんです』
mechanical Jirou: 「おいおい困るね、勝手に人の家のものを拾わないでくれよ」
mechanical Jirou: 『お願いします!一晩でいいので宿を貸して下さい!』
mechanical Jirou: 「おおぅ、何だい、急に押してくるね」
mechanical Jirou: 『お願いします!ご迷惑はお掛けしません!』
mechanical Jirou: 「うん、まぁ、一晩くらいなら構わねぇが…」
mechanical Jirou: 『本当ですか!ありがとうございます!』
mechanical Jirou: 『お邪魔します!』
mechanical Jirou: 「おいおい、重量オーバーじゃなかったのかよ」
mechanical Jirou: こうして強引に泊り込んだ旅の娘
mechanical Jirou: 一晩明けてさようなら、と思ったらまた強引な理由を付けて家に留まろうとする
mechanical Jirou: 一晩が二晩になり、二晩が三晩、七晩、ついには家に居着いてしまった
mechanical Jirou: これが大層気の付く娘で、仕事を見つけてはテキパキとこなしていく
mechanical Jirou: 何が入っているか分からない程汚かったセキュアは、見違えるように綺麗になる
mechanical Jirou: 毎度楽しみになるような美味しい食事を作る
mechanical Jirou: 原色ローブをまとっていた男の服装を小奇麗な格好に仕立て直す…
mechanical Jirou: そうこうしている内に最初は困り顔だった男も、
mechanical Jirou: 次第に娘がいてありがたいと思うようになってきた
mechanical Jirou: いつもニコニコと笑顔を忘れない娘だったが…
mechanical Jirou: 「おい、なんだい。そんな悲しそうな顔をして」
mechanical Jirou: 「人が仕事に出掛けようってのに辛気臭いじゃないか」
mechanical Jirou: 『…ごめんなさい』
mechanical Jirou: 『…でも』
mechanical Jirou: 『……』
mechanical Jirou: 『…お願いです!』
mechanical Jirou: 『仕事に行かないで下さい!』
mechanical Jirou: 「おいおい、急になんだね」
mechanical Jirou: 『私、知ってるんです。仕事のこと』
mechanical Jirou: 『とても危険なところに行くんでしょう』
mechanical Jirou: 『場合によっては命を落とすかもしれない』
mechanical Jirou: 「…なんだい、気付いてたのか」
mechanical Jirou: 「しかしなぁ、そうは言っても、稼がなきゃ暮らしていけねぇ」
mechanical Jirou: 「そして俺は稼ぎ方はこれしか知らねぇんだよ」
mechanical Jirou: 「こういうこともあると思わないから物乞いスキルは上げてねぇんだ」
mechanical Jirou: 『じゃあ…、じゃあお金があれば危険なことはしないでくれるんですね』
mechanical Jirou: 「そりゃ金があれば、なぁ」
mechanical Jirou: 『分かりました。私がお金を作ります』
mechanical Jirou: 「作りますったって、掘ったって金は出ねぇぞ」
mechanical Jirou: 『隣の部屋を貸して下さい』
mechanical Jirou: 『そして、私が出てくるまで、決して部屋の中を見ないで下さい』
mechanical Jirou: 「そいつは構わねぇが…」
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「随分と長いこと籠ってるね。もう一日中籠ってるんじゃないか」
mechanical Jirou: 「何やら機織りの音はずっとしてるんだが」
mechanical Jirou: 「おお、ようやく出てきた」
mechanical Jirou: 「えらく時間が掛かったな。顔もそんなに疲れ果てて…」
mechanical Jirou: 「何だい、この布ボトルは。えらく白いね」
mechanical Jirou: 『この布を街で売ってきて下さい。それなりのお金にはなるはずです』
mechanical Jirou: 「この布がかい?本当かね」
mechanical Jirou: 半信半疑で街へ布を売りに出た男だったが、
mechanical Jirou: 真っ白な布は
珍しいとあっという間に完売
mechanical Jirou: 予想外の金額を抱えた男は驚くばかり
mechanical Jirou: 「はー、道に机並べて売り始めたと思ったら、瞬く間に売切れよ」
mechanical Jirou: 「何だか小奇麗な格好したやつらが買っていったねぇ」
mechanical Jirou: 『それはよかったです』
mechanical Jirou: 『私は次の布を作りますので、出来上がるまで中を見ないで下さいね』
mechanical Jirou: 「おいおい、少しは休んだらどうなんだ」
mechanical Jirou: 『はい、いえでも、お金がなくなるとあなたが…』
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「ああ、行っちまった」
mechanical Jirou: 「大丈夫かね。一つ作るのにあんなに疲れちまうんだ」
mechanical Jirou: 「このままあいつに布を織らせ続けるわけにも…」
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「それにしても、あいつはどうやって布を織ってるんだろうね」
mechanical Jirou: 「うちには布の材料なんて蓄えてなかったはずなんだが」
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「気になるな」
mechanical Jirou: 「ちょっと中の様子をうかがってみるか」
mechanical Jirou: 「いやいや、見るなと言われたんだ。それは駄目だろう」
mechanical Jirou: 「いやしかし、あいつが身体に無理をさせてたりしたら…」
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「…ちょっとくらいなら分かるめぇ」
mechanical Jirou: 「扉をそっと開けて…」
mechanical Jirou: 「部屋の中をこっそり…」
mechanical Jirou: 「おや、あいつがいねぇぞ」
mechanical Jirou: 「何だありゃ、機織り機の前に何かが…」
mechanical Jirou: 「長い脚みてぇなのが動いて…」
mechanical Jirou: 「細かい毛が生えてて…」

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mechanical Jirou: 「腹の底から糸を吐き出して…」
mechanical Jirou: 「あっ!」
mechanical Jirou: 「クモだ!ジャイアントスパイダーだ!」

観客: !
観客: !!

mechanical Jirou: *ガタン*
mechanical Jirou: 「いけねぇ!気付かれたか!?」
mechanical Jirou: 「いや、それよりあのクモがあいつなのか?」
mechanical Jirou: 「……」
mechanical Jirou: 「お、おう、今日は早かったな。もう出きたのか」
mechanical Jirou: 『……』
mechanical Jirou: 『見てしまいましたね』
mechanical Jirou: 「見たって、いったい何をだい」
mechanical Jirou: 『見てしまったのなら仕方ありません。全てをお話しましょう』
mechanical Jirou: 『私は以前に白豚に斬り殺されそうになっているところを救われたクモです』

観客: うははなんと

mechanical Jirou: 『たった一つの命を助けていただいたせめてものお礼にと』
mechanical Jirou: 『姿を変えてあなたの元へやって参りました』
mechanical Jirou: 『愛され妹系に姿を変えて』
mechanical Jirou: 「いや、それはどうだったかな…」
mechanical Jirou: 『ただただあなたのそばにいられればいい、そう思って暮らしてきましたが』
mechanical Jirou: 『正体を知られてしまってはもうここにはいられません』
mechanical Jirou: 『所詮私はクモ。人間から見ればさぞかしおぞましい生き物でしょう』
mechanical Jirou: 『二つの生物は相容れないもの…』
mechanical Jirou: 「ちょっと待ちやがれ!」
mechanical Jirou: 「一度だけしか言わないぞ」
mechanical Jirou: 「俺の初恋はテラサンマトリアークだ!」

観客: !?
観客: !!

mechanical Jirou: 「初めて告白して玉砕した相手はドレッドスパイダーだ!」

観客: えー@@

mechanical Jirou: 「そして、心のベストテン第一位はジャイアントスパイダーだ!」
mechanical Jirou: 「言わせんなよ、ちくしょう」
mechanical Jirou: 「クモ、いいじゃねぇか」

観客: 超展開。。。

mechanical Jirou: 「なかなかどうして、俺の理想の相手じゃねぇか」

観客: いいんだ・・

mechanical Jirou: 「でも、クモだからじゃねぇぞ。お前だからなんだからな」
mechanical Jirou: 「出て行くこたぁねぇ。お前さえよければいつまでだっていればいい」
mechanical Jirou: 『本当!?嬉しい…』

観客: キャー

mechanical Jirou: 『私、機織りの続きをしてきます!』
mechanical Jirou: 「ああ、そうするといい。だが、身体に無理をさせちゃ駄目だ」
mechanical Jirou: 「俺も働くから、お前も程々にするといい」
mechanical Jirou: 『働くって…、あの、仕事は…』
mechanical Jirou: 「心配するなぃ、帰る場所ができた以上、危険なことはしねぇよ」
mechanical Jirou: 「そうさな、こういうこともあろうかと釣りスキルを上げておいたのよ

観客: おおお

mechanical Jirou: 「待つのが得意な俺にはぴったりな職業さ」
mechanical Jirou: 『あなた…、じゃあ…』
mechanical Jirou: 「ああ、コソ泥からは足を洗う」

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mechanical Jirou: 「実を言うとな、そろそろ潮時じゃないかと思ってたんでぇ」
mechanical Jirou: 「それにな、俺はコソ泥にあるまじき大失態を犯してしまった」
mechanical Jirou: 『大失態?』
mechanical Jirou: 「ああ、俺にはもうコソ泥を続ける資格はねぇ」
mechanical Jirou: 『そんな大失態っていったいどんな?』
mechanical Jirou: 「覗きに失敗したばかりか、逆に相手に心を奪われちまった」

観客: おー

mechanical Jirou: 恩返し、というお話でした
mechanical Jirou: ありがとうございました

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観客: おお~~
観客: おおおー
観客: *パチパチ*
観客: ぱちぱちぱち
観客: 8888
観客: ぱちぱちぱちぃ
観客: *ぱちぱち*
観客: *ぱちぱちぱち*
観客: おもしろかたー
観客: エクセレント!

mechanical Jirou: 最後にもういちど
mechanical Jirou: ありがとうございました

観客: 若干スチャダラ!
観客: ぱちぱち
観客: ワーワー

Calibur: メカニカル次郎師匠でした!

観客: *ぱちぱちぱち*
観客: ぱちぱち

Yzerman: *拍手*

観客: *パチパチ*
観客: ぱちぱちぱちぱち

・・・・・・・・・・・・・・・・

落語!

UOの落語、はじめてみたかもっ。

UOって奥ふかいよねぇ

師匠!

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