ミヤマエンレイソウの種を毎年撒いているけれど、発芽する年と発芽しない年がある。
特にここ数年、発芽しない・・・。
ヒントは、原種シクラメンの種まきの仕方というものをYouTubeで観たこと。
原種シクラメンの種を房からとったとき、ベタベタしている。
これ、甘くて虫を呼ぶらしいけど、発芽抑制物質で、虫たちが舐め回すことで発芽しやすくなるんだって。
だから、人間が採った際は、茶こし袋にいれて洗い、このベタベタを取る必要があるという。
ということは、
もしかして、ミヤマエンレイソウの種も、熟すとコバエやら蟻がたかるので、同じ原理なのかもしれない。
こうやって透けてくると、虫がいっぱい集まる。
以前は、こうなってから種を採って撒いていた。
房からこぼれているのをひろって埋めたり。
でも、最近は、虫に運ばれる前に採っていたから、発芽抑制物質がついたままの状態で埋めていて発芽しなかったのかもしれない。
こんなに立派な種が3個あった。
毎朝、透けてくるのを待ちわびて確認していたのに、
ない!
房がない!
Σ(゚д゚lll)ガーン
鳥にやられたかも・・・。残りの1つに、袋をかけ、風で飛ばないようにホチキス(ステープラ)でガード!
種が透けて見えるようになったので、完熟かな?
剥いてみると果肉もある。
試しに舐めてみた。
毒かもしれないけど・・・。
甘くておいしい!
これが発芽抑制物質を含んでいる可能性があるので、洗う。
結構ボロボロになったけど、種が採れればいいのだ。
これを今回は、シクラメンと同様に自作底面給水でやってみよう。
発芽するのは、来年の春、もしくはその翌年の春だけど。
発芽まで1~2年、開花まで10年かかるエンレイソウ。
先は長い。
でも、この種の親だって、我が家で種から育った子たちだ。
果たして、自分がこの場所で生きて居られるうちに何株咲いてくれるだろうか・・・?
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