
むぎがお空組になってから1週間が経った。
まるで、もう1年以上、むぎがいなかったかのような、今日、命日だねーって言ってる感覚。
まだ1週間前まで、そこにいたのに。
不思議。
数日前、ご近所の犬友さんがお花を届けてくれた。
今まで3匹の愛犬をお空に見送ったことがある方だ。
そこで、むぎがお空に行くときのことを話した。
実は、数日前まで、写真も飾っていなかったし、このお花が初のお供えのお花なのだ。
おやつやお水は毎日あげて、話しかけている。
でも、
なんだか、お花をあげるとも思いつかなかったし。
むぎが夢にでてくることもなければ、眠れないなんてこともない。
この数か月、できなかったことなど、色々とやることがあって、あまり暇がない。
もちろん、時々、急に涙が止まらなくなったりすることもあるけれど。
ふと、思った。
そうか、むぎ、いるんだ。
まだ自分の感覚では。
むぎは室内飼いではなかった。
だから、部屋の中で足にまとわりついてくるとか、そういうシチュエーションはない。
12年間くらい、日中は、基本、玄関扉をあけたすぐ横の、雨風雪がしのげるデッキにいた。
夜は、5~6年前から玄関の中で一緒に寝ていたけれど、それまでの9年間くらいは、夜もデッキだった。
そうすると、日中、玄関にずっといたのは、この1年半くらい。
残りの12年半は、日中、玄関にはいなかったんだ。
だから、いなくても気にならないのは当たりまえなのかも。
夜、一緒に寝ていたむぎがいないけれど、
9年間は、夜いなくても当たり前だった。
そんな記憶とごちゃごちゃになっているのかもしれないと思った。
だから、花を飾ろうとも思わない。
だって、いつも通り、いるんだから。
そう思うと、自分が、むぎがいなくなったことを一番理解しようとしていない、そう思いたくないから、勝手に頭がそういう感覚にしようとしているのか。
いやいや
ちゃんと前に進みますよ!
進みますとも!
でも、むぎ、かわいかったなぁ・・・・
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