板金修理入院して、はや、数か月。ヒーターの隙間からチラ見。
チラ見しなくてもいいんですけども。ガラスが入ったり、タイヤがついたり、だいぶ自動車風になってきた。
この間までは、馬車みたいだった(笑)。
これから部品がつく必要な穴がまだ開いていないこともあり、ツルっとしてキレイ。
ツヤツヤピカピカ。
むぎもショップの奥様に懐いて、スヤスヤ。
むぎの子守もしてもらえるので、写真を撮ったりするとき、とても助かります。
だって、重たいんだもの、むぎ・・・。
抱っこでスヤスヤできるほど懐いている人は、飼い主と、(*゚∋゚)の親以外では、初。
むぎ好きーな気持ちが伝わっているのでしょう。
ありがとうございます!
職人(匠)さんの仕事は見えないところでいっぱい、いっぱい、細かい作業の積み重ね。
一言で、キレイ!って言ってしまったら失礼になるのかも。
なんて表現すればいいんでしょう?
こうやってクラッシックカーは、匠の愛情を一身に受けて引き継がれ、乗り継がれていくのでしょう。
どうやったら骨格がずれないか、錆びないか、色々な計算とひたすらひたすら繰り返す削り磨き作業。マキタの研削砥石や富士製砥(株)のスーパー雷鳥 両面補強切断砥石がちっちゃくなってしまうほどの働きっぷり。
この消耗品のコレクションがこちら
これだけの大変な作業を終えた(まだ終わってないけど)ミニコを
乗るオーナーはちゃんと感じることができるのか?
超自信ないけど!
きっと、サラッと普通に乗っちゃうんだろうなぁ。
わかることと言えば、錆びがない(修理していないところは錆があるけど)、雨漏れしないとか、ピカピカ!とか?
キビキビ走るとか、そういった、なんとな~くな感覚くらいしかわからないのかも。
ほんと、失礼なオーナーだね・・・。
でも、ほぼ毎週、様子をみて、こうやってバラされて、組みあがって、削られて、磨かれていくんだなぁということは、ディーラーに修理にだして、ひょっこりと帰ってきたという状態に比べれば全然違う感じだと思う。
もちろん、ディーラーで色々な人の手によって、流れ作業的に修理が終わるのと、ひとりの匠がコツコツと丁寧に仕上げてくれるのは出来上がりが全然違うのだけど。
うちのミニコの後ろには、こうやって自分の番がくるのを待っている子が何十台とある。
近い将来、ガソリン車がなくなってしまう時代がくるだろう。
自分もいつまでミニコに乗っていられるかわからない。
そもそも、1997年~2020年までの23年も乗ることになるなんて、ミニコを迎えたときは思ってなかったよね。
新車で購入して3か月後、ぶつけられて全損事故車になり、買い替えずに修理を選んだ。
自分はディーラーに全部お任せだったので、どんな人が修理してくれたのかも知らない。
その全損修理先には、現在修理してくれている匠の師匠(現在は病気のため引退)がいて、
錆びたり雨漏れしたとき、ディーラーで板金修理の知識がなくて、ディーラーの従業員から依頼をうけてこっそりとうちのミニコの修理(ごく一部)を今の匠がしていてくれたり、
知らないところで、実はつながっていたという、なんとも不思議なご縁。
ここまで長く乗り続けてこれたのも、
うちのミニコが、まだ走れる!なおして!と、色んな縁を自力で持ってきたんじゃないかと思う。
うちのミニコ、故障するときは、オーナーを困らせるのは最低限で済ませる。
道路の真ん中ではなく、駐車場がある場所だったり、スタンドが近くだったり、誰かに押してもらえる場所だったり。とはいえ、何度JAFのお世話になっているんでしょう、この23年間(笑)。
きっと、うちのミニコ、“持ってる”。
板金修理から帰ってきたら
2021年、オリンピックはどういった形になるのかわからないけれど
記念だもの
オリンピックナンバーにするんだ!
幻になるかならないか・・・・どうなる?東京オリンピック!?
あれ?
なんの話、書いてたんだっけ(笑)♪
えーっと
とりあえず
ミニコが帰ってくるのを楽しみに待ちます!
コメント