クリスマスローズが花盛り。

鹿が食べない植物で、花が咲くもので、氷点下でも耐えれるもの

クリスマスローズ

植え始めたのは12~13年前。

若泉ファームのHPをみて、トップ画像の真っ白なガクに紫色の縁取り(糸ピコティ)がある花をみて、こんなにキレイなクリスマスローズがあるんだ!と驚いた。

クリスマスローズって地味なイメージがあったから。

そして、若泉ファームからいくつかのクリスマスローズを購入。

はじめは、花が咲くまで3年くらいかかるという苗を購入。
その後は、季節が終わってお買い得になったセットなどを購入し、数年かけて、たぶん、10種類くらいは買ったんじゃないかな?

あれから、こぼれ種で増え、それなりの数になった。
そして、勝手に交配して、買った記憶のないような花が咲いたり。
これはメリクロンにはない、実生の楽しみともいう。
ただ、メリクロンのほうが、確実に欲しかった株と同じ花が咲くよね・・・。
広さ的には、軽自動車1台くらいは余裕で停まれるかな?クリスマスローズ畑。
北側なので、霜柱もガンガン立つし、午前中の数時間しか陽は当たらない。
それでもいっぱい咲いてくれるし、鹿にも食べられないので、とても重宝するクリスマスローズ。
やはりピンク系が強いのか、数が多くみえる。
クリーム色も増えたかな?
ブラック系は株も増えなければ、花数も増えにくい。
ブラックっぽいけど、ちょっと薄い。
艶のあるエンジ色で、花がちょっと小さめで下を向き、あまりガクが開かないタイプとか。

もっと色々な種類が咲いているけれど、キリがないのでこの辺で。

こうやってクリスマスローズの花が満開になるころ、親株の根元では、去年の秋にこぼれた種から、発芽し始めている。

秋、落ち葉で地面が覆われる前に草むしりを終わらせ、クリスマスローズの種がこぼれてもいいようにしておく。

そして、1月~2月、霜柱で浮いている草をむしっておく。

すると、3月、こうやって、クリスマスローズが発芽。

5月頃、もうちょっと、この子たちの根がしっかりとしてきたら、落ち葉を取り除き、秋までの間、ひたすら草むしり。

ちゃんと見ながら草をむしらないと、どれが草で、どれがクリスマスローズの芽なのかわからなくなる。

そして、踏んでしまう。

多少踏んでも枯れないけどね。

大事に、大事に、鉢植えにすると発芽しなかったり、小さいうちに鉢上げしてしまうと、どうも上手く育たない。

でも、ここで育つぶんには、放っておいても勝手に育ち、ある程度大きくなってしまえば、移動させても枯れることはない。

きっと、この環境が合っているんだと思う。

とりあえず、草をむしって、肥料をやっておけば、勝手に育ち、勝手に増える。

手をかけすぎるのはよくないみたい。

とはいえ、草むしりも十分、メンドクサイですが、これだけ咲いてくれれば、苦労は報われる気がします。

残念なのは、みんな下を向いて咲いてしまうので、せっかく、外側と中側の色の濃さが違うとか、2色(グリーンとピンクとか)のバイカラー、そばかすのようなスポットが、花を持ち上げないと見えないこと。

この子だって、糸ピコティでスポットがある、結構かわいい子なのに、普通にみたら、外側しかみえず、ただのピンク色。

このクリスマスローズ畑の難点は、高台ではないことだ。

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