パイオニア植物、フジアザミ

フジアザミの種を水ヶ塚公園からもらっていたのは、10年以上前。これは通常のアザミ。
イチモンジセセリと手の大きさで、アザミの大きさを想像してください。
今年咲いたフジアザミ
1株でこの大きさ。
毎年2株咲いてくれている。

4~5年目で花がつき、7~8年で寿命がくるらしい。

たぶん、花が咲かない年が数年あったから、当初からすれば世代交代があったのかも。

たまたま、イチモンジセセリがここにも停まっていた。
アザミが好きなのかな?
丁度良い大きさ比較対象かも。
ほんと、大きい花。
花も株も大きくて、見ごたえがあるフジアザミ。
時々、うちの敷地に身を乗り出してまで このフジアザミの写真を撮っている散歩の人がいる。

庭に植えているところなんて、あまりないよね・・・。

冬になって枯れた後、葉などを片付けるとき、通常の園芸用手袋だと痛くて触れない。
皮手袋か、ゴミばさみじゃないと痛い痛い。
薔薇の剪定をしたときの枝を片付けるのと同じレベル。

国土交通省 中部地方整備局 富士砂防事務所

火山や雪崩などでできた裸の斜面に最初に定着できる植物をパイオニア植物といい、フジアザミはこのパイオニア植物に属するらしい。

富士山の崩壊地の急斜面にフジアザミが生育して、表面の礫の移動を止めるという役割を果たすほど、根も深くてがっちりしているフジアザミ。

発芽しやすくて種でいっぱい増えるということもあり、パイオニア植物と呼ばれるらしいけれど、その割にあまり増えないのは、砂利みたいな場所じゃないからかな??

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