今までミヤマエンレイソウの種まきは鉢やプランターだった。
発芽まで2年かかるので、どんどん鉢やプランターが増えてしまう。
花が咲くまで10年かかるため、それまで生き残るのは数本だけど。
採り撒きをしなくても、アニマルネット2で囲ったエリアで、鹿に食べられなければ地道にミヤマエンレイソウは増えている。
今年はもう、ばら撒きでもいいかなーと思ってみた。
2024年7月10日のミヤマエンレイソウの種。
透けて見えているけれど、まだ割れていない。
2024年7月28日
蟻が種を運びはじめている。
果肉は甘くて美味しいらしい。
果肉には発芽抑制物質があるため、蟻などが舐めとって運んでくれると発芽するらしい。
8割運ばれたけれど、まだ残りがある。
あと、もう1房残っているし。
1房採った種は茶こし袋にいれて洗い、発芽抑制物質である果肉を洗い流す。
苔の上にばら撒いてみた。
なんとなく粒々したものが見えるだろうか?
景観的にはこんな感じ。
斜面の下にあるのがミヤマエンレイソウ。
その上にあるのがレンゲショウマ。
びっくりしたのが、種をばら撒いてまだ1分もたたないうちに、蟻が寄ってきた。
見えないよね?
急に3匹くらい来たかと思ったら、わらわらと集まってきて、種を運び出したんだ。
ふだん全体を15%縮小しているので、100%のままトリミングしてみた。
蟻んこ恐るべし!
どこで見ているんだろう?ほんと素早かった。
そして、スマホって便利ねー
ちょっとピント合わせるのが難しかったけれど、ここまで寄って撮れれば十分じゃない?
しかもこれ、2割残っていたものをばら撒いたやつだから、果肉を洗っていないんだよね。
だったらさ、茶こし袋にいれて洗うとかしないで、果肉ぐちょぐちょのまま、ばら撒けばよかったんじゃなかったのかなって思った。
蟻んこに任せればよかったのかもー・・・
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