ナラ枯れ被害2020

日本全国で問題となっている【ナラ枯れ】がとうとうここにもやってきた。

2020年8月に入り、急に目立ち始めたナラ枯れ。

このように、茶色くなった樹が目立つ。

もちろん、(*゚∋゚)土地とその向かい側のミズナラの樹も被害に。

ナラ枯れ被害にあった樹は、茶色くなった葉からもわかるが、樹をみると、このように粉がいっぱいでている。

そもそも、ナラ枯れとは、ナラ類やシイ・カシ類などの樹幹にカシノナガキクイムシが潜入し、ナラ菌を樹体に感染させ、菌が増殖することで、水の吸い上げる機能を阻害して枯死させる伝染病。

比較的林齢が高く、大径木の多い森林で発生する傾向があるらしく、樹齢40~50年以上の大径木に被害が多いと言われている。

発生するようになった要因として言われているのが、

  • 昔からある里山林は、以前は薪や炭に使ったりするために伐採され、樹木も更新されていたけれど、最近では放置されて、高齢の樹木が残るようになったこと。
  • 公園型整備も、高齢のナラ類を残して下草を刈り払うので、カイノナガキクイムシも繁殖する。

なので、薪やチップにするなど、どんどん伐採して使っていかないといけないということらしい。

薬剤を注入して助けようと思ったけれど、薬剤を注入するのも毎年だし、薬剤注入するためにあけた穴から虫が侵入するから覆いが必要だったり、結構手間がかかるらしい。

伐採したあとも、虫が出て行けば無意味なので、薬剤散布や燻製にするとか、覆いをかけて樹から虫がでていかないようにするなどの処理が必要だという。

ただ、富士山周辺のかなりのエリアで起きている出来事なので、自分の土地にある数本だけをきちんと処理してもね・・・という結果に。

(*゚∋゚)土地にあるナラ枯れ被害を含む樹の伐採も、合計8本の予定なので、またしてもクレーン車出動になります。以前もお世話になったところでやってもらうことにした。

2017年の記事 間伐の年。

あと、ご近所さんも、(*゚∋゚)実家もまとめて伐採。

かなり太い樹なので、伐採すると、また、空が広くなるんだろうなぁ。

間引くという意味での伐採と、枯れてしまったから伐採するのだと、気持ち的にかなり違うわ・・・(泣)。

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