今年2回目だけど、ちょっと遅いシジュウカラ。

7月はとても暑かったけど、8月に入ったとたん、朝晩は15-17℃と急激に冷え、もみじも紅葉し始め、赤い葉がハラハラと落ちてきた。
やっぱり秋なんだね。
もう、あんなにうるさかったセミも鳴いていない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年1回目のシジュウカラの巣立ちまでの観察は5月だった。

別の巣箱に6月、ヤマガラが巣をつくり、卵をあたためていた。

しかし、カラスの襲撃によってヤマガラはその巣にある卵をあたためるのを放棄し、居なくなってしまった。

カラスの襲撃は、結局、蓋をあけることができず、巣箱をガタガタするものだったのだが、そのガタガタと揺れるのを少しでも防ごうと支えとなる枝を設置。
柱にフィットするように切れ込みいれたり。

以前載せたけど、これね

1
12
巣箱は2箇所とも掃除して、空っぽにしてあった。

7月、このカラスの襲撃を受けた巣箱の周りを偵察するシジュウカラのペアの姿がっ!

偵察すること半月

偵察期間、長すぎっ!

7月中旬、苔などを運び、巣作りをする姿がみられた。

その後、ぴたりと運ぶ姿をみなくなったので、蓋を開ける
ここからが、あひるの楽しみなのだっ!
2_2
8月2日、卵をあたためていた。
4
8月4日(おそらく生後1日目)
ヒナの声はしなかったけど、親鳥が2羽で出入りをするようになったので、もしやと思って開けたら産まれていた!

はげちょびーん♪

5
8月5日(生後2日目)
親鳥に威嚇されたりしながらも、デッキの柱をよじ登るあひる。
それでも、普段から餌を食べに来ているシジュウカラなので、ある程度離れれば問題ない。あとはヒナを触らなければ大丈夫。

6
8月6日(生後3日目)
雨だと余計に暗いので、ピントが合いにくい。
そして、足元が滑る。
晴れの日は裸足だけど、さすがに雨の日は長靴で。
出勤前に写真を撮るのはあわただしい・・・。
少し皮膚の色が黒ずんできた。
頭に羽毛が生えてきた。
親鳥がくると、小さなぴーぴーという可愛らしい声がきこえるようになる。

7
8月7日(生後4日目)
羽の縞模様がくっきりと。8
8月8日(生後5日目)
もう少しでお腹の赤みが隠れそう。
親鳥が虫を運ぶペースが速くなってきた。
しかし、春と違い、桜の樹に大量発生している青虫がいないので、2-3分おきというのは無理そうだ。
少なくとも2羽で10分くらいの間はある。

9
8月9日(生後6日)
声が一段と大きくなり、はげちょびんのときよりは、警戒心が薄れている。
写真をとっている間も、何回も口を開ける仕草をする子がいる。
もう18:30をまわって、暗くなりつつあるというのに、まだ親鳥は餌を運んでいる。

鳥眼なのに、がんばるね。
それだけ、春に比べて餌捕獲量がヒナの食欲に追いついていないんだと思う。

10
8月10日(生後7日)
ヒナらしくなったー
ふさふさ・・・とはいえないけど、筆毛がつんつんして、鳥らしくなったねー

しかし

朝っぱらから、ぴーぴーとやかましいくらいに騒いでいる。

雨が降ったりやんだりしている不安定な天気だけど、雨が止めば、一斉に鳥たちが活動しはじめ、にぎやかになり、雨がふりはじめれば、しーんと静まり返る。

嵐のような風も、どの方角からくるのか、樹の揺れ方や音で、これから来るよ、来るよ、来たーっ!ってわかる。

じーっとしていれば、ガサガサと何かが歩く音
ぶーんと虫の飛ぶ音がする。

霜が融ければ、ぷちぷちとした音、急に晴れれば水分が蒸発する音。

いろんな音がする。

職場の人(部署は違う)から、ウクレレはいいよーっ、小さくて持ち運べて、どこでも弾けるしっストレス解消になるって勧められたけど、ウクレレがいいのはわかるけど、自然が奏でる音には敵わない。

ここには、音楽も、楽器が奏でる音もいらないもの。

そして何より、あひるはおうち好きだから、遠くにわざわざ出かけることもなく、家の周辺の手入れと徘徊で満足しているから、これで幸せなのです。

でも

ここに巣を作った子たちにとっては、あひるに蓋を開けられて、やめれー!てな感じだろうとは思うけどっ。

毎年巣箱も掃除しているんだから、許しておくれっ

コメント

タイトルとURLをコピーしました