ヤマユリのかほり

2025年は6月からこのエリアにしては珍しく猛暑だった。

夜になっても気温が下がらず、むっしりとした夜。

1~2時間おきに夜な夜な外にシニア柴犬むぎを出さなければいけない。

ヤマユリの甘い香りがたちこめて、これはこれでいいかな、とも思う。

これくらいの楽しみがあってもいいんじゃないか?

背が高いなぁこれだけヤマユリに囲まれれば、香りも強烈。

よく増えたし、よく咲くまで立派に育った。

最初は種をとり、鉢植えにし、花が咲くまで5~6年育て、それを植えて行った。

今では、手をかけずとも、勝手に増え咲くまでになった。

それもすべて、アニマルネット2のおかげ。

10年前までは、ご近所でもヤマユリを見かけたが、もう、鹿に食べられてしまい、急激に数を減らしたヤマユリ。

生け垣の隙間に挟まっていたり、ひっそりと姿が見えない状態のヤマユリ以外は、もう、自然にみることはない。

9割は鹿の餌食だ。

そう考えると、我が家はヤマユリにとっては、かなり子孫繁栄に適した場所だと思う。

私たちが死んで、この地を去り、他の人の土地になり、アニマルネット2が外されたら、あっという間に絶えてしまうだろう、ヤマユリ他、山野草たち。

ヤマアジサイも、普通のアジサイも8割はもう花も終わり、花がら摘みも終わった。

一部残ったアジサイとヤマユリのコラボ。向かって左のユリは、ヤマユリと20年前くらいに植えた種類不明のピンクのユリとのミックスであろうユリ。薄いピンク色をしている。
右はヤマユリ。
そして、これから咲くタマアジサイもまた、大株になり過ぎだ。

茎は、ちょっとした木化状態で、直径2~3cmにもなる。

今年咲き終わったら、バッサリと切り戻そうか。

暑いとはいえ、こうやって自然があるからこそ、吹く風は冷たいし、木陰は涼しい。

夏休み、どこか遊びに行こうとは思わないな。

ま、むぎもいるし。

冷房を24℃設定にした室内だけど、室内28℃は犬にとってはとても暑い。

日中は常に保冷剤を背負って寝ているシニア柴犬むぎです。

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