2024年3月18日に血尿がでてから、1週間後に受診のはずだった。
仕事の都合等で受診できず、11日目 3月29日に受診。
抗生物質と利尿剤を注射してもらった翌日から、血尿もないし、しょっちゅう止まって尿をしそうな恰好もしなくなった。
でも、血尿がでた日から食欲がなくて、ふらふら、よろよろしていること、人間用のメイバランス等を飲ませていて最低300キロカロリーを取らせるようにしていることを話した。
採血をしたほうがいいと言われた。
でも、いままで噛み付いたりするので、採血をするときは術前に麻酔をかけたときしたやったことがない。
エリザベスカラーをするときは、すごく暴れて、吠えていたけれど。
ぐったりしていて体力がないこともあり、毛を剃られて無事に麻酔なしでも採血ができました。
1時間待っていれば結果がでるというので、待機。
この日はすごい嵐だったので、他に患畜は誰も来ず、ちょうどよかったかも。
結果は色々と悪いところがあり・・・・。
Hb9.9(正常値13.1~20.5)と輸血するまでではないが貧血あり。数年前の手術のときも低かったので変わらず。
CRE2.9(正常値0.5~1.8)思ったよりは高くない。
BUN130以上測定不可(正常7-27)振り切っています!
ALP527(正常値23-212)肝機能高い。肝機能改善させるグリチロン服用していてこの数字。
項目は色々とあるけれど、これらの数値からすると、慢性腎不全ではなさそうで、急性腎不全か心不全か?あとは様々な検査をしていかないと細かいことはわからないとのこと。
もし、慢性腎不全だとしたら最初は毎日、そのあとは2~3日/週、皮下点滴に通院し続けると透析と同じ作用があるので、解毒できなかった老廃物が濾過され、尿とともに排泄され、食欲がでてくる。
ただ、腎機能が戻ることはないので、ある意味、延命措置になる。
試しにやってみましょうということになった。
もともと、延命的にずっと点滴をするつもりはないけれど、お試しにやってみた。
エリザベスカラーをつけるときにも暴れて吠えて大変だった。
先生からすれば、こんなに力があるとは思えない数字だそうだ。
この数日も、メイバランスを飲ませるようになってからは、尻尾をあげて散歩もいけるようになったし、1時間近く歩いていたことも伝えると、とても驚いていた。
血管に入れるのではなく、皮下にむりやり入れるので、加圧バックを用いないと注入することができない。
ラクテック500mlを注入。他、利尿剤もお尻に注射。
点滴と利尿剤も投与しているので、ドッグランで排尿させてから車に乗せたほうが良いと言われたので、動物病院のドッグランですっきり。
右側がぼっこりと膨らんでいるのは、点滴500ml分。午後には、重力で下方に下がってきた。
夕方には、横はスッキリ。
先生はびっくりしていたけれど、尻尾をあげて散歩をしているという証拠写真(笑)。
翌日、もう1回受診。
体重測定で250g増量。
ということは、昨日500mlの点滴をして、250mlは吸収されずに残っているということ。
なので、250mlを点滴することになった。
吠えて暴れている犬をみると、やっぱり点滴に通院するのは、犬にとってストレスになるなぁと思った。
そして、点滴をしている最中、先生が
何歳だっけ?16歳か、まぁ、もうある意味、寿命だよね、点滴に通っている子も数匹いるけれど、要するに延命だからね。この子にとって、これがストレスになるなら、やる意味があるかどうか・・・・
カウンター越しに話すときは、点滴をやりましょう!的な感じで検査や病気の説明をするけれど、診察台の上で点滴をしている間、雑談風に話すときの内容のほうが本心なんじゃないのかなぁと思ったり。
採血するとしたら、次は1か月後。
数値で確認をしていくというよりは、本犬の症状や食欲をみながら点滴の量を調整していくという予定だという。
先生からみると、点滴をするときは暴れていても、点滴の針を刺されたらじっとしているので、【受け入れた】とみるらしい。
飼い主からすると、十分暴れて泣き叫んでいるし、針を刺されたときの表情をみると、【僕、もうだめかも】という心境でズーンと沈んで動けない、とみえる。
今回、点滴だけだったので、約5,000円だった。
お、今日は安い!と思ってしまったのは、感覚麻痺。
安くないから!!!!決して!
もう、シニアだし、点滴に毎日通うとか、あの泣き叫んで暴れる様子をみると、そこまでしなくていいかな、と思った。
先生には、とりあえず、このあとは様子をみるので、点滴には通いませんという話をした。
もう5月からのフィラリアの薬も処方してもらっているので、しばらく受診する予定はない。
とはいえ、結局、ちょっとしたなにかがあったときは受診するのかもしれないけれど。
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